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ファクタリングの審査は通らないことがある?その理由とは?

審査

ファクタリングは、銀行融資などに比べると審査が通りやすく利用しやすい傾向にあるとされています。
実際のところ、銀行では融資を断られたけれどもファクタリングで現金を調達することができた……という話を聞くのは珍しいことではありません。
とはいえ、ではファクタリングは申し込んだら100%必ず審査に通るかというと、そういうわけではありません。
審査の結果、ファクタリングを利用できないというケースも十分に考えられます。

というわけで今回は、ファクタリングの審査に通らないのはどんなケースなのか、代表的な理由についてまとめてみたいと思います!

審査に通らない理由4選

ではさっそく、ファクタリングの申し込みをして審査を受けた結果、利用を断られてしまうケースについて見てみましょう。

必要な書類が揃わない

ファクタリングを利用するためには、さまざまな書類を用意する必要があります。
たとえばGCMの場合、
・履歴事項全部証明書
・印鑑証明書
・診療報酬や介護給付費等の請求書
・国保や社保からの入金確認が取れる通帳の明細
等々といった書類をお客様に用意していただくことになっています。
間違いなく事業が行われており、債権が存在していることを確認するために必要な書類となります。

これらの書類が揃わなかった場合には、ファクタリング会社はそもそも必要な情報を確認することができず、審査を進めることができません。
ファクタリングを利用する際には、滞りなく書類を集めることがまずは不可欠です。

※ちなみにGCMのご利用に際して必要な書類は「ご成約までの流れ」のページでご案内しています。

“存在しない売掛金”の疑いがある

存在しない売掛金の疑い

ファクタリングの利用者と売掛先が結託し、“存在しない売掛金”を用意してファクタリング業者をだまして現金をせしめようというケースがあります。
実際には取引が行われていないにもかかわらず、あたかも取引が行われているかのような請求書を発行するなどしてファクタリング会社をだまそうとするわけです。
というわけで、ファクタリング会社は必要書類のうち請求書については詳しく調べ、それが架空のものでないかどうかを慎重に確認します。
そして、「これは架空の疑いがある」と判断した場合には審査を通しません。

売掛金が不良債権化している

不良債権

売掛金が不良債権化している……というのは、要するに回収する見込みがない債権であるということです。
たとえば3社間ファクタリングの場合、
(1)利用者が債権をファクタリング会社に売却する
(2)ファクタリング会社が売掛先から債権を回収する
という流れで進むわけですが、不良債権化している場合は(2)が上手くいかず、ファクタリング会社は利益を得ることができなくなります。
そのようなリスクがあるため、ファクタリング会社は「回収できる債権であるか否か」を厳しくチェックします。
その上で、回収の見込みがない不良債権化してると判断した場合には、審査を通しません。

売掛先が法人ではなく個人

審査

ファクタリング会社は、基本的に「売掛先が個人事業主」というケースをあまり扱いません。
すでに紹介したようにファクタリング会社は売掛先から債権を回収することで利益を得るわけですが、個人事業主は法人に比べると信用力が低く、法人に比べると未回収リスクが高いと考えられるからです。
そのため、売掛先が個人事業主の場合には審査に通らないという場合があります。

まとめ

今回の記事は、「ファクタリングの審査に落ちてしまうのはどんなケース?」という内容でお送りしました。
そもそもファクタリングは、銀行融資やビジネスローンなどと比べると審査がゆるい傾向にあります。
とはいえ、必要書類が揃わなかったり、そもそも売掛金が存在しない可能性があると判断されたり、あるいは売掛金の未回収リスクが大きいと判断された場合などは審査に落ちてしまうことがあります。
必要な知識として、ぜひ押さえておいていただければと思います!

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